私が高校生の頃のお話です。
数学の先生が、生徒の叱咤激励のために
発した言葉が
「サバの腐ったような目」
でした。
昔は魚箱・氷
昔は魚箱に魚を入れて、その上に氷をかけていました。
冷蔵庫のない時代のお話です。
へぇ、冷蔵庫ない時代が日本にあったんですか?
そんな声が聞こえるような気がします。
昔の教室はエアコンなし
教室も、冷房がなく夏は窓を開けて授業を受けていました。
冬は、窓の隙間から風がひゅうひゅう入ってきます。
窓サッシなどない時代です。
先生の顔 汗・汗・汗・汗
先生の顔には、汗が滴り落ちています。一生懸命なんですね。
今も思いだします。
サバのような腐った目
その先生の生徒を激励する最大限の言葉が
サバのような腐った目でした。
「しっかりした目で頑張れよ」
といいたかったのではないでしょうか。
55年前(2019.10.3現在)の話ですから、
当然コーチングなどありません。
さて、
今だったら、どんな言い方がありますか?
コーチング的な発想では、
授業の前に、
この時間を、どのような気持ちで臨みますか?
意地悪な生徒が、突然手を揚げて、
先生がこの授業のどんなところを工夫しているかを
しっかり見抜きたいです。
先生の胸がぎゅんを締め付けられますね。
授業の準備に先生は手を抜けません。
授業は先生も生徒も真剣勝負の場です。
学力は教室で生まれる
そこから、
学力は生まれます。
学力は畑や田んぼでは生まれません。
すべて、学校の毎時間の教室からです。
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